ウェブ解析士
認定試験重要用語集
実務で会社のウェブ管理を担っており、そこで取得した知識を整理するために、外部の試験がないか探していたところ、「ウェブ解析士」なるものがあることを知り、資格取得に挑戦してみることにしました。
自身のメモを兼ねて認定試験に必要な重要用語を集めてみました。
重要用語集
項目 | 内容 |
CTR | クリック率。クリック数÷表示回数 |
CPC | クリック単価。コスト÷クリック数 |
CPA | コンバージョン単価。コスト÷コンバージョン数 |
CVR | コンバージョン率。コンバージョン数÷クリック数 |
CPM | 1,000回表示させるのにかかるコスト |
DAU | 1日にサービスを利用したユーザー(アクティブユーザー)の数 |
MAU | 月間アクティブユーザー |
CTC | CTC % =(コンバージョン数 ÷ クリック数 ) × 100 |
ARPPU | Average Revenue per Paid User 有料ユーザー1人あたりの平均収益 |
ARPU | Average Revenue Per User 1ユーザーあたりの平均収益 |
ARPA | Average Revenue per Account 1アカウントあたりの平均収益 |
コアオーディエンス | 配信先を属性で絞り込む |
カスタムオーディエンス | 配信先を履歴で絞り込む |
類似オーディエンス | 配信先を似た顧客で探す |
オーディエンスターゲティング | ディスプレイ広告のターゲティング。アフィニティ(興味・関心)、ユーザーリスト、インテント(購買意欲)、ユーザー属性 |
コンテンツターゲティング | ディスプレイ広告のターゲティング。キーワード、トピック、プレースメント |
ROI | 利益÷費用 |
ROAS | 売上÷費用 |
ビュースルーコンバージョン | 広告をみてクリックせずに、コンバージョン。 |
アトリビューション | 複数の広告、流入経路、すべてを評価すること。 |
ラストクリックコンバージョン | 最後の広告からの流入で、コンバージョン。 |
アシストコンバージョン | 再来訪の広告を評価すること。 |
起点モデル | アトリビューション解析で、最初に訪問したチャネルを重視すること。 |
サーバーログ取得型 | Webサーバーに記録されたアクセスログファイルをもとに解析を行う方式。ユーザー特定はIPアドレスベース |
ウェブビーコン型 | htmlに記述したJavaScriptのタグが動作して、アクセスされたデータを解析マシンに送信し、解析する方式。Googleアナリティクスが有名。ユーザー特定はcookieベース |
パケットキャプチャリング型 | Webサーバーに流れるトラフィックを監視し、その状況を解析マシンに送信し、解析する方式。ユーザー特定はIPアドレスベース |
マクロ解析 | セグメント別に定量データを比較しながら問題を発見する解析手法 |
ミクロ解析 | 個別のユーザ(個別の組織)に焦点を当て、そのユーザがウェブサイト内でどのような行動をとっているかを把握するアクセス解析手法。(ユーザーごとに行う) |
スペンド率 | ログインした人のうち、課金した人が占める割合 |
LTV | ライフタイムバリュー。長期的な価値。 |
トリプルメディア | 「ペイドメディア(paid media)」「オウンドメディア(owned media)」「アーンドメディア(earned media)」の3種のメディアとして分類・整理したフレームワーク |
ペイドメディア | 有料で広告を出稿するメディア |
オウンドメディア | 自社で管理運営をするメディア |
アーンドメディア | 消費者がコミュニケーションを通じて評判を得るメディア |
アドフラウド | 広告詐欺。制約件数や効果を不正に水増し。 |
ネイティブアド | 記事内広告。 |
ICP | 中国国内から発信する全てのウェブサーバーに義務付けられている登録制度。 |
ITP | AppleのSafariに実装されたCookieなどの有効期間を制限する機能 |
ステータスコード 200 | OK リクエストは正常に受け付けられた。 |
ステータスコード 301 | Moved Permanently 別のURLに移動した。 |
ステータスコード 403 | Forbidden アクセスは禁止されている。 |
ステータスコード 404 | Not Found コンテンツは存在しない。 |
ステータスコード 500 | Internal Server Error エラーが発生。動的コンテンツが正常に動かない場合が多い。 |
ディメンション | データ集計の際、数値的意味を持たない項目。 |
メトリクス | 合計や平均、割合などの数値的意味を持つ指標。 |
戦略キャンバス | 競争要因を列挙して自社と競合で買い手にとって価値の高さや力の入れ具合をチャートで表したもの |
PMSマップ | 縦軸に「パイオニアPioneer」「移住者Migrator」「安住者Setter」を、横軸に「現在」「将来」を取ることで、ブルー・オーシャンを創造できる製品・サービスを絞り込むフレームワーク |
6つの経路(パス) | 競合がいない市場を探すための思考回路。・代替産業に学ぶ業界内の・ほかの戦略グループに学ぶ・買い手グループに目を向ける・補完財や補完サービスにを見渡す・機能志向と感性志向を切り替える・将来を見渡す |
買い手の効用マップ | 顧客が経験する買い手のステージとして「購入」「使用」「併用」「保守管理」「破棄」を列とし、顧客の効用を生み出す要素として「生産性」「シンプルさ」「利便性」「リスク低減」「楽しさや好ましさのイメージ」「環境への優しさ」を行として、要因を記入。自社だけではなく競合も含めて分析 |
絶対評価 | 過去の実績と比較する |
相対評価 | 競合、代替、異業種などと比較する |
RFP | 提案依頼書。開発委託会社などに要件を伝えるために作成。 |
SDR | 独自のカスタマイズタグを導入してデータ計測をする際に導入。主にAdobe analytics導入用。 |
データエクスチェンジ | メディアや企業のもつオーディエンスデータを集め、分析整理して売買、流通する仕組み |
アドエクスチェンジ | 広告枠を1インプレッション単位で売買するプラットフォーム |
DSP | Demand Side Platform 複数のアドネットワークやアドエクスチェンジを広告主側で入札を登録するシステム |
SSP | Supply Side Platform 複数のアドネットワークやアドエクスチェンジを媒体側で入札を登録するシステム |
SSL | Secure Sockets Layer インターネット上で送受信されるデータを暗号化する仕組み(プロトコル) |
コールトラッキング | Google広告やYahoo広告経由で電話コンバージョンを測定 |
BANT情報 | 法人営業を効率よく進めていくための営業質問フレームワーク。Budget:予算、Authority:決裁権、Needs:必要性、Timeframe:導入時期 |
SQL | Sales Qualified Lead「営業活動によって作られたリード」、いわゆる「営業案件」リード発生~受注の期間が短いのが特徴 |
MQL | Marketing Qualified Lead「マーケティング活動によって創出されたリード」ホットリスト。受注までの期間が長くなりがち。 |
インバウンドマーケティング | 顧客に自社を「自ら見つけてもらう」(プル型)ことを目指すマーケティング。 |
SCOTSMAN情報 | BAND情報の詳細版。Situation(立場)、Competitors(競合)、Opportunity(条件、機会)、Timeframe(導入時期)、Size(導入規模)、Money(金額、予算)、Authority(決裁権or権限)、Needs(必要性、要望) |
シークエンス | ユーザー行動の順番を条件指定できるセグメント |
アドバンスドセグメント | 特定のデータに絞り込む |
カスタムレポート | 特定の指標をクロス集計する |
SDK | 少ない労力でアプリケーションを開発できるようにするために、プログラム、API、サンプルコードなどをパッケージにしたもの |
API | アプリケーションにおける2つの異なる要素(コンポーネント)を橋渡しし、情報をやりとりするためのツールやプロトコルをまとめたもの |
広告効果測定システム | 広告効果測定に特化したソリューション。 |
広告効果測定レポート | 広告効果測定システムによるレポート。テレビ 広告や新聞広告を含むこともある。 |
アドサーバーレポート | アドサーバーで広告を配信された時点でカウントされたレポート |
メディアレポート | メディア側でカウントされたレポート |
クローラー | 検索エンジンがインターネット上にあるウェブサイトの内容を把握するために巡回させているロボット |
utm_sourse | パラメーター。リファラー(参照元)参照元となるウェブサイトや広告を出稿している媒体。Google、Yahoo!、Facebook |
utm_medium | パラメーター。メディア。検索連動型広告、ディスプレイ広告、オーガニック検索などの種類。CPC、email、dispiay |
utm_campaign | パラメーター。キャンペーン名。広告のキャンペーン名称。2020seminar、202001mail |
utm_term | パラメーター。キーワード。検索連動型広告で設定しているキーワード。Waca、web…、analytics |
utm_content | パラメーター。コンテンツ名。広告のクリエイティブを変えた場合のコンテンツの名称。Banner1、banner2 |
インプレッション効果 | 広告を見たユーザーがブランドや商品を認知し、その後の消費行動に影響を及ぼす間接的な広告効果。 |
アフィニティカテゴリ | 興味の強いユーザー層 |
インテントカテゴリ | 購買意向の強いユーザー層 |
メールマーケティングCVR | コンバージョン率。到達したメールのうち、コンバージョンに至った割合 |
レピュテーションスコア | 送信するメールサーバーの信頼度を示す指標。 |
ミエルカ | コンテンツ解析ツール。競合サイトのコンテンツ内容を解析できる。 |
キーワードプランナー | Google広告の検索ボリューム、競合性、季節変動、広告配信時のコスト予測が確認できる。 |
Google search console | 自社の状況を把握するツール |
People Reached | Facebookで、動画についてタイムラインなどで表示した人数 |
Unique Viewers | Facebookで、動画で一瞬でも見た人の数 |
Post Engagement | Facebookで、動画を見て、いいね!などの反応をした人の数 |
DECAXモデル | ソーシャルメディア活用も視野に入れたコンテンツマーケティングを軸とした消費行動モデル。「Discovery(発見)」「Engage(関係構築)」「Check(確認)」「Action(購買)」「experience(体験と共有)」 |
SIPSモデル | ソーシャルメディアを積極的に活用することを前提として考えられた消費行動モデル。「Sympathize(共感する)」「Identify(確認する)」「」 |
EVANGELIST(伝道者) | エンゲージメント参加者の定義。指摘に商品を正気するコミュニティを作ったり、セミナーを企画したりするなど、積極的に告知を行う。 |
LOYAL CUSTOMER(支援者) | エンゲージメント参加者の定義。商品を継続的に購入し、他の利用を検討するユーザーにソーシャルメディアをオフラインでアドバイスする。 |
FAN(応援者) | エンゲージメント参加者の定義。商品を購入したり、コンテンツをブログやソーシャルメディアにアップロードしたりします。 |
PARTICPANT(ゆるい参加者) | エンゲージメント参加者の定義。「参加者」の意味で、サイトを訪問したり、コンテンツを楽しんだりします。 |
ブランドリフト | 自社のブランディングを目的とした広告に、接触したグループと接触していないグループの割合を比較し、接触したグループのブランドの認知や購買意欲がどの程度向上しているかを測る指標。調査方法はアンケート |
サーチリフト | ブランディング広告によって、対象キーワードの自然検索数がどの程度上昇しているのかを測定する指標。測定方法はオーガニック検索。 |
ネイティブ広告 | デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。 |
インフルエンサー | 多くの人々の購買や行動に影響を与える個人。本人の経験について紹介してもらう。 |
広告の間接効果 | 広告を見たタイミングではCVしなかったとしても、その後別のタイミングで効果が発生したもの。 |
ソーシャルグラフ | ソーシャルメディアの4つのタイプ。友人とのつながりを楽しむために使われる。 |
インタレストグラフ | ソーシャルメディアの4つのタイプ。同じ趣味志向のつながりを楽しむために使われる。 |
フロー型 | ソーシャルメディアの4つのタイプ。タイムライン上で流れるようなリアルタイム性に価値がある。 |
ストック型 | ソーシャルメディアの4つのタイプ。過去の情報を蓄積し、いつでも閲覧できることに価値がある。 |
CTA | Call To Action Webサイトで訪問者を、とってもらいたい行動に誘導すること |
傾聴 | ソーシャルメディアの活用戦略。リサーチ。投稿やハッシュタグを検索して、商品やサービスに対する印象や課題を確認する。 |
会話 | ソーシャルメディアの活用戦略。ソーシャルメディア上で、新商品の告知やキャンペーンの案内を行う。 |
活性化 | ソーシャルメディアの活用戦略。CTAボタンを設置して、ウェブサイトに誘導したり、店舗の予約を行ったりする。 |
支援 | ソーシャルメディアの活用戦略。顧客の問い合わせをページやメッセージで受け付けて回答する。 |
統合 | 新たな商品ニーズを知るために、ユーザーにヒアリングしたり、新たな商品企画や活用方法をシェアする機会を提供する。 |
エンゲージメント率 | =(投稿へのアクション(いいね!+コメント+シェア+クリック)した人数÷投稿時点のリーチ数)×100 |
NPS | ネットプロモーターズスコア。アンケート調査の手法の一つで顧客満足度を調査する方法 |
インフォメーショナルクエリ | ユーザーがWeb検索する際に用いる検索クエリ(検索キーワード)のうち、情報を集めるための「情報収集型」の検索クエリ。コンバージョンまでは遠い |
トランザクショナルクエリ | ユーザーがWeb検索する際に用いる検索クエリ(検索キーワード)のうち、何かをほしい、購入したい、どこかに行きたいというような「取引型」の検索クエリ。コンバージョンまでは近い |
ナビゲーショナルクエリ | ユーザーがWeb検索する際に用いる検索クエリ(検索キーワード)のうち、特定のサイトやコンテンツに移動するための「案内型」の検索クエリ。コンバージョンまでは近い。 |
Knowクエリ | 知りたいという意図。コンバージョンまでは遠い |
Doクエリ | やってみたいという意図。コンバージョンまでは近い |
Buyクエリ | 買いたいという意図。コンバージョンまでは近い。 |
Goクエリ | 行きたいという意図。コンバージョンまでは近い。 |
UGC | User Generated Content 企業によって作られたコンテンツではなく、ユーザーによって作られたコンテンツ。個人のSNSの投稿、写真、ブログなど |
直帰数 | そのサイトに入って、その1ページしか閲覧しないで他のサイトに移動した数 |
離脱数 | そのサイトに入って、何ページか閲覧してから他のサイトに移動した数 |
回遊離脱率 | 100%-(フォーム到達数÷回遊数)×100 =100%-(フォーム到達数÷(セッション数ー直帰数))×100 |
フォーム離脱率 | 100%-(コンバージョン数÷フォーム到達数)×100 |
クリックヒートマップ | 訪問者がクリックした場所を確認できる |
アテンションヒートマップ | どこがよく読まれたかが確認できる |
スクロール到達率 | どこまで読まれたか確認できる |
加重直帰率 | (直帰率×そのページのPV)÷サイト全体のPV。加重直帰率の高い順位ソートしページ改善優先度をチェック |
離脱改善指数 | (離脱率-直帰数)2÷ページビュー数 LPなどを除外。さらに(離脱ー直帰)の問題が大きいページが上位に来るようになっている。 |
リファラー | ブラウザが持つ参照元の情報(直訳すると「紹介者」)。ページのドメイン、ページのURL、ページのパラメーターの情報を持つ。 |
ノーリファラー | リファラーが取得できない場合。要因は①メール本文のURLをクリック。②ブックマークから訪問。③URLを直接入力。④SSLで暗号化されたページからの遷移。⑤アプリケーション経由。 |
organic | 検索エンジンからの流入 |
referral | ブログのリンクからの流入 |
direct | ノーリファラー |
Social | TwitterやFacebookからの流入 |
インタラクション解析 | ウェブサイトでJavaScriptを用いてデータ取得をする方法。①クリエイティブごとのクリック数やスクロール数。②PDFファイルや外部サイトへのリンクのクリック数。③動画の再生時間や停止した時間。④フォーム上でのユーザーの挙動。⑤電話をかけるボタンのクリック数。⑥直帰や離脱したページ小野滞在時間。 |
LPO | ランディングページ最適化。①目的がすぐにユーザーに伝わる工夫を行う。②モバイルファースト。③ページのナビゲーションをシンプルにする。 |
EFO | Entry Form Optimization エントリーフォームで離脱しにくいように行う改善のこと。 |
MEO | Map Engine Optimization Google Mapを対象とした地図エンジンにおいて最適化を図ること。Googleマイビジネスを活用する。 |
Googleマイビジネス | MEOを行う。登録にはアカウントの作成、ビジネスのカテゴリ、電話番号、ウェブサイトのURLなどを設定。登録にはハガキなどによるオーナー確認が必要。 |
SDR | Solution Design Reference 独自のカスタマイズタグを導入してデータ計測をしている場合に作成する文書のこと。主にAdobe Analytics導入の際に使われる文書形式 |
ユーザビリティ・ヒューリスティック調査レポート | 使いやすさや、デザインの改善ポイントを調査する。 |
ベンチマーク解析レポート | 外部環境レポートのひとつ。競合他社の動向を知りたいというニーズに対応。 |
Google Analytics Spredsheet Add-on | Googleアナリティクスのデータをスプレッドシートにインポートする無料アドオン |
Googleデータポータル | Googleアナリティクス、Google広告、Googleサーチコンソールにインポートできる、無料のビジュアリゼーションツール |
差の検定 | コンバージョン率の向上を目的にA/Bテストを行った際、その2つに有意差があるかを判断する際使用。検定では帰無仮説「AとBに差がない」という仮説を棄却して、対立仮説「AとBに差がある」を採用する。有意水準は95%。統計量が棄却域以下の場合、帰無仮説が採用、対立仮説が棄却される。 |
コメント
[…] ウェブ解析士 認定試験重要用語集ウェブ解析士 認定試験の重要用語をまとめました。mairosan.com2020.08.15 […]