ウェブ解析士 難易度と対策

ウェブ解析士
難易度と対策

コーポレートサイトのウェブ広告運用を5年ほど担当し、ウェブマーケティングに関する基本的な用語や、Googleアナリティクスの操作などが身に付いてきたため、力量を知る意味でもウェブ解析士の資格を受験する事にしました。

2週間の対策で、無事合格をすることが出来きました。

自宅PCから受験することができ、その場で合否が確認できます。CBT試験に似通ったシステムですね。

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難易度

ウェブ解析士協会が認定する資格は、上位にウェブ解析士マスター、上級ウェブ解析士があり、ウェブ解析士の位置付けは最も初級なものとなります。

合格率は過去50〜70%程度で、近年難化傾向にあります。2016年まで初期ウェブ解析士という名前だったらしく、この初級が外れたことも影響しているようです。

合格ライン

合格点が公開されており、70点以上が合格となります。後述する公式問題集の感覚から80点以上はかたいと思っていましたが、結果は74点と結構ギリギリでした。

時間

試験時間は60分。問題数は60問ですから一問1分以内に回答する必要があります。一問当たりにかかる時間の目安は公式問題集と同等と考えて良いでしょう。一般的な試験で無理ない時間と思います。G検定を受験した後だったので多少の時間的余裕も感じました。

レポート

試験を合格した人はレポートの提出が求められます。公式サイトに丁寧な説明がありますので、少しでもGoogleアナリティクスを触ったことがある人であれば、問題なく作成できると思います。会社、学校などでレポート作成に慣れていない人は特に、この作業自体も勉強になると思います。

可能であれば、まず、最初に紹介した動画をみましょう。出題範囲を把握でき、試験の難易度を体感できます。この動画レベルが基礎で、試験のレベルの方が高いです。また問題集のレベルより、試験の方が若干難しいです。実務経験があれば問題集のみで合格までいけるのではないかと思います。

対策

動画をみる

まずは、日経クロストレンドのウェブ解析士認定試験対策講座をみるのをおすすめします。ボリュームがあり、試験の概要が非常にわかりやすく纏められています。日経クロストレンドの有料会員登録が必要となりますが、興味がある方であれば、この動画のためだけにもお試しで登録する価値はあると思います。

ウェブ解析士 認定試験対策講座
ウェブ解析のスペシャリストとしての認定資格「ウェブ解析士」。本講座はその「ウェブ解析士」認定試験の対策動画講座です。カリキュラムに合わせて全34回で合格するためのポイントを、公式テキスト執筆者でもあるウェブ解析士マスターの寺岡氏が解説。データを分析し、事業に役立てるためのスキルを学びます。ウェブ解析士協会の公認講座です...

公式テキストを購入

マストとされている公式テキストです。価格はお高めですが、その分内容はしっかりしていると思います。年度により内容が大きく異なるため、必ず最新のものを買いましょう。正直、試験対策だけで言うと、次に説明する公式問題集とウェブ検索のみで、どうにかなってしまうとは思います。

公式問題集を解く

試験対策としては、この問題集が必須となります。全て解けるようになるまで繰り返しやりましょう。公式サイトに参考問題がらありますので、そちらも活用しましょう。

キーワードを覚える

ウェブ解析には、IMP、CPA、など主にアルフベット3文字の特集なキーワードがあります。これは実務の上でも共通言語になっていくので、覚えましょう。自分のノートか、エクセルなどに纏めていくのが良いと思います。

ウェブ解析士 認定試験重要用語集
ウェブ解析士 認定試験の重要用語をまとめました。

試験合格の最短距離は問題集を繰り返し解くことだと思います。

感想

知識、手法の整理ができて、とても良かったと思っています。また、コミュニティもしっかりしているので、独立志向の方には向いていると思いました。これからの時代、自分の能力、経験を他人に伝えるのに資格は分かり易いため、より重要になっていくと思っています。特にウェブの分野は広がりに対して実務者はまだ不足していると思うので、チャンスがある人は資格を取って実務経験をつけていけられれば良いと思います。

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