偏差値の計算をシンプルに説明する

偏差値の計算を
日本一シンプルに説明する

模試などでよくみる偏差値ですがその計算方法を正しく答えられる人は意外と少ないと思います。また、計算方法が複雑なイメージでしっくり来てない人は多いのではないでしょうか。その計算手順をシンプルに順を追って説明します。

単位:点

AさんBさんCさん
国語805090
算数904060
理科908080
社会603040

あるテストの結果が上記だったとしましょう。

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平均を求める

まずは平均を求めます。

平均
国語73
算数67
理科80
社会70

平均の計算(国語の場合)
80+50+90=220
250÷3=73
となります。

分散を求める

次に分散を求めます。

国語の場合

AさんBさんCさん
国語805090
平均の差80-73=750-73=-2390-73=27
平均の差の2乗49529729

分散の計算方法は

分散= 平均の差の2乗の和=49+529+729=1,307
となります

標準偏差を求める

次に標準偏差を求めます。

標準偏差は分散の平方根です
国語の標準偏差=√1,307=36.2

偏差値を求める

いよいよ偏差値を求めます。

偏差値の計算は(「点数」-「平均点」)÷標準偏差×10+50となります。

国語の偏差値

Aさんの国語の偏差値=80-73÷36.2×10+50=51.9
Bさんの  〃   =50-73÷36.2×10+50=43.6
Cさんの  〃   =90-73÷36.2×10+50=57.5

ぜひ、算数・理科・社会も計算してみてください。

いかがだったでしょうか。おもったより簡単に計算できましたよね。なじみのある偏差値。計算方法もしっかりと理解しておきましょう。

統計
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